Win32 Subversion 1.5.0 からは APR-iconv は不要
Win32 Subversion は 1.5.0 以降は APR-iconv を必要としないので、APR_ICONV_PATH を設定する必要はありません。バイナリパッケージをダウンロードする時に Win32Svn (32-bit client, server and bindings, MSI and ZIPs; maintained by David Darj) を選択しインストールした場合 APR_ICONV_PATH が環境変数に設定されますが、これは不要です(メールフォームからフィードバックしておきました)。
Win32 Subversion が APR-iconv に依存しないようにしようという話は "SVN Win32 Developers -- need some help" や "[PATCH] Remove APR ICONV dependency on Windows" あたりのスレッドで議論され、r865724 で対策コードが commit されました。
- 1.5.0 タグによれば、1.5.x ブランチの r871773 が 1.5.0 に相当
- 1.5.x ブランチは trunk の r869154 に相当
- 1.4.6 タグが打たれたのが r868664
ということで、対策コードは 1.5.0 から含まれるようになりました。
(2011-09-14 追記) David Darj から返事が来て、1.7.0 のリリースからは APR-iconv を含めないようにするとのことです。